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結婚式でテーマカラーを決めておくことは重要なことです。結婚式の準備を進めるうえでも、統一感のある素敵な結婚式を実現するためにも、テーマの設定は欠かせません。その中でもカラーはインパクトが強いテーマです。まさに2人の色を出すのがテーマカラーであり、結婚式はテーマカラーを決めることからスタートするとさえいえます。
結婚式におけるテーマカラーとは、結婚式のイメージを左右するものであり、2人らしい結婚式を演出するために重要な要素となるものです。結婚式の準備を始めるにあたり、テーマを決めることが必要だといわれていますが、そのテーマの選択肢の一つひとつとしてテーマカラーがあります。
カラー以外のテーマを決めた場合であっても、カラーが重要であることは変わりません。視覚に訴える力が強いカラーは疎かにできない要素です。ましてや、テーマカラーともなると結婚式全体の印象にかかわるため、慎重かつ適切な選択が求められます。
テーマ、そしてテーマカラーが結婚式に必要な理由は、統一感のある上質な結婚式の実現に役立ち、欠かせないためです。テーマカラーがあることで、結婚式全体が空間も含めてまとまりのあるイベントに仕上がります。
結婚式ではさまざまなアイテムや装飾が必要ですが、すべてを一度に選んだり決めたりするわけではない点に注意が必要です。長期にわたる準備の中で都度選ぶことになるため、その時点で最良だと思えたカラーであっても、全体として見ればミスマッチという部分が生じるかもしれません。テーマカラーはそうしたリスクの回避に役立ちます。
テーマカラーの選択方法はいくつもあります。2人が好きなカラーから選ぶとしても、候補が複数になって絞れないケースもあるでしょう。ここでは、テーマカラーを決める主なポイントを紹介します。
新婦が着用するウエディングドレスのカラーに合わせてテーマカラーを決める方法なら、迷うことも少ないといえます。ウエディングドレス選びでは自分が一番好きなカラーや自分らしさを上手に醸し出せるカラーのアイテムを選ぶことから、カラー選びは比較的スムーズに進むでしょう。その結果として選ばれたウエディングドレスのカラーであれば、結婚式のテーマカラーとの親和性が高いと考えられます。
お色直しで異なるカラーのドレスを着用する場合は、2~3色をうまく組み合わせることも可能です。その場合でもメインとなるカラーを決めておくとバランスを取りやすいといえます。
結婚式のテーマカラーの決め方として、披露宴会場の雰囲気を重視した決め方もあります。会場の内装に他では見られない特徴がある場合は、会場で使用されているカラーをテーマカラーにリンクさせることで、より統一感のある仕上がりを期待できるでしょう。
また、屋外のガーデンウエディングの例で多いのが、樹木や芝のグリーンが鮮やかな会場です。濃淡のバランスを取りながら、同系色のアイテムを活かします。海が見える会場であれば、ウォーターカラーとのコントラストが映えるテーマカラーの選択がポイントです。
会場から感じられる雰囲気が自然系なのかアーバン系なのかによってもテーマカラーは変わってきます。そのため、現地の入念なチェックが欠かせません。
新郎新婦がカラー以外に「これ」という結婚式のテーマを決めている場合は、そのテーマに応じたカラー使いで統一します。たとえば、テーマが南国気分であればトロピカルカラーがメインです。出会いの場となった共通の趣味からテーマを決めた場合は、その趣味を象徴するカラーが有力な選択肢となります。地元山梨をテーマにした結婚式であれば、全国的に名が知られているブドウやワインなどの特産品にちなんだテーマカラーを選ぶのもよいでしょう。
また、和をテーマにするのであれば、日本のおめでたいカラーである紅白をうまくアレンジしたり、白さの代表でもあるお米を料理に活かしたりといった工夫も考えられます。どのようなテーマであっても、テーマそのものとともに2人らしさを演出できるカラーの選択を心掛けることが大切です。
季節に合わせたテーマカラーは、そのときどきのイメージを率直に表現できるものです。結婚式の日取りにピンポイントでマッチしたカラーを選んだり、その季節ならではのカラーを選んだりできます。
日本の四季の代表的なイメージカラーとして、春は明るく温もりのあるパステル調のカラーがお似合いです。夏は情熱系のカラーもよいですが、マリンスポーツを連想させるブルー系など、暑さを忘れさせてくれる涼感のあるカラーが人気だといえます。秋冬はハロウィンやクリスマス、ウインタースポーツといったイベントに相応しいカラーが選ばれやすい季節です。2人の趣味にリンクしたイベントがある季節であれば、より盛り上がる結婚式になるでしょう。
テーマカラー選びでは、伝統やしきたりに合わせた決定方法も有力です。伝統やしきたりという場合、2人の地元など特定地域のものから県域、地方や国レベル、さらには世界的なものまであります。その中から2人が自分らしさを出せると考えるテーマに決めるとよいでしょう。
結婚式のテーマカラー決めにかかわりが深く、古くから知られている伝統の例にサムシングフォーがあります。サムシングフォーとは、その名のとおり「何か4つ」をまとめた呼称です。何かといっても何でもよいわけではなく、「古いもの」「新しいもの」「借りたもの」「青いもの」に該当する何か4つを指しています。サムシングフォーを結婚式で身につけた新婦の幸せが約束されるという、ヨーロッパの一種のおまじないです。
4つの中で「青いもの」、つまりサムシングブルーだけがカラーを直接的に指しており、ヨーロッパのしきたりではブルーのアイテムをさりげなく使用することとなっています。このしきたりに倣って、日本でもブルーをテーマカラーにするケースが少なくないようです。
テーマカラーを選ぶ考え方を紹介してきましたが、ここからはそれぞれのカラーが与える印象について解説します。2人の思い描く結婚式への想いやカタチにマッチした印象かどうかを考える参考にしてください。
疲れたときに自然の緑を見ると癒される気分がするものです。グリーンは数あるカラーの中でも癒しを与えてくれて落ち着いた雰囲気を感じさせてくれる点に特徴があります。2人とって結婚式は緊張の連続でもあるだけに、テーマカラーを柔らかなグリーンにすることでリラックスした気分を味わえるなどのメリットは大きいでしょう。
また、ゲストにもゆったりと楽しんでもらいたい。そんな気持ちにも応えてくれるのがグリーンです。ただ、グリーンといってもさまざまな色味があり、それぞれのシーンにマッチするものを選びます。2人で相談しながらイメージの確認を行うのも楽しい作業です。
ハッピーな印象があるテーマカラーとして、人気になっているのがイエローです。黄色い財布を持っていると金運が上がるなどと聞いたこともあるでしょう。色味が明るく軽やかな点も結婚式のテーマカラーとして使いやすいといえます。さらに、黄金にも黄の文字が使われているように、黄色は豪勢で華やかなシーンによく似合います。
少しだけ注意したいのは、イエローは使い方次第で大人のイメージと真逆になってしまう可能性があることです。他のカラーとの組み合わせで柔らかさを出したり、要所でクリーム系を加味したりするなど、イエローの主張が強すぎないような工夫をすることでクリアできます。
ぬくもりのある優しさをイメージできるテーマカラーなら、オレンジが適しています。オレンジはイエローに近いカラーであることから、イエローとの組み合わせにもマッチするカラーです。イエローがもつハッピーなイメージと、オレンジの温かさが一緒になることで、2人の幸せな将来を表現することにもなります。
同系色のカラーを多用する場合、オレンジにはイエローと同様の注意点がありますが、工夫次第で気持ちのよい結婚式を演出してくれるカラーです。
華やかな結婚式のテーマカラーとしてピッタリなのがレッドです。情熱の赤などとも呼ばれるレッドは、燃え上がるような愛情を表現するカラーでもあります。また、おめでたい色の代表格といえば紅白ですが、紅白の紅はレッドです。このように、レッドは結婚式のテーマカラーとしても印象深いカラーとなります。
ただ、あまりに濃い赤は主張が強すぎるため、広範囲に使用しないほうがよいケースもある点に注意が必要です。やわらかさを出すなら、ぬくもりのカラーであるオレンジに少し寄ったレッドを使うとよいでしょう。意図的に強さを出すのであれば、ワインレッドでゴージャスに決めるのもアリです。
ピンクは結婚式のテーマカラーとしても人気の高いカラーです。ピンクを好む女性が多いだけでなく、男性にもピンクが好きな人は少なくありません。子どもの頃から素敵な花嫁を夢見ていた新婦にとって、女性らしさを演出するキュートなピンクは憧れのカラーともいえます。
ただ、甘くてかわいらしさの象徴ともいえるピンクを多用すると、大人の雰囲気が薄れてしまう可能性がある点には注意すべきです。その場合はピンクの使用量を控えめにするか、同系で強めのカラーを添えたり、自然の中でもピンクとコラボしているグリーンを加えたりするとピンクのよさが引き立ちます。
レッド風味とブルー風味を兼ね備えていながら、色味が強すぎず落ち着いた上品さが香るカラー。それがラベンダーです。ラベンダーをテーマカラーにする場合、量や濃淡の使い方次第でかわいいイメージでも大人っぽいイメージでも演出できる点が特徴といえます。
テーブルのネームプレートやブーケ、ウェルカムボードなどのアクセントとしても使えるおしゃれなカラーです。
ホワイトは穢れを知らない色として、結婚式で花嫁を象徴するスタンダードになっているカラーです。清潔さ、純粋さ、何色にも染まっていない、何色にでも染まれる点が新婚カップルに相応しいと考えられており、古くから現在に至るまで欠かせないカラーとしてテーマにも選ばれています。
とくにウエディングドレスでの人気は圧倒的で、明確な区分がないものも含みますが、ピュアホワイトとオフホワイト、アイビリーホワイトにスノーホワイト、さらにはパールホワイトなどホワイト系のバリエーションをミックスすれば表現力豊かな結婚式を演出可能です。ホワイトが結婚式に占めるポジションは時代を超越しているといえ、これからも続くことでしょう。
聖母マリアの絵画では、羽織っているマントのカラーがブルーであることが約束ごとのようになっています。キリスト教式で行われることも多い結婚式において、ブルーは神聖さを象徴するカラーとして、テーマカラーに選ばれやすいカラーです。明るいブルーにはさわやかなイメージがあり、老若男女に受け入れられやすい点も見逃せません。
また、前述したようにブルーにはヨーロッパの伝統的なおなじない、サムシングフォーにおけるサムシングブルーとしての役割もあります。結婚式の日に新しいもの、古いもの、借りたものとともに「青いもの」を身につけた新婦は幸せになるというものです。サムシングブルーとして使う場合は、あまり目立たないように装着します。この伝統に着目してブルーをテーマに決めるケースも少なくないようです。
最後に紹介するのはパステルカラーです。パステルは画材の一種で中間色を多く用いていることから、中間色系のカラーをパステルカラーと呼んでいます。したがって、パステルカラーといっても個別には赤っぽかったり青っぽかったりといった感じで、まったく異なるカラーです。
パステルカラーはゆるやかでやさしい印象、ふんわりとした癒しの印象が特徴で、鮮明さとは対照的なポジションにありますが、華やかさもそなえておりポップな気分と元気をくれるカラーだといえます。中間色に近い雰囲気があるピンクやラベンダーと組み合わせてグラデーション的な使い方にするのもよいでしょう。
結婚式のテーマカラーを決めることで式のイメージをより具体化でき、長期間にわたる準備をスムーズに進められます。何よりも大きいのは、それにより理想とする結婚式の実現に役立つ点です。レッドやブルー、グリーンにイエロー、オレンジやピンク、定番のホワイトにパステルからーなど、テーマカラーとして使えるカラーは数多くあり、2人の好みに合うカラーから選択できます。式のイメージが固まらなくて迷っていたり、会場選びで迷っていたりするなら、テーマカラーを絡めて考えてみるのはいかがでしょうか。
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